ガム飲む駄目

久々に古町の路上に出てみたけれど、かなり具合が良くなくて早急に撤収。果たして明日からのハードな予定に対応出来るのだろうか。なにせ今までの人生に於いて最悪だった超山路「六十里越」を1往復しなければならない。百二十里越。

昔、ガムを噛んだ後は飲み込んでいた。当たり前のようにゴクッと。身体に良くないからやめなさいと言われてからは、勿体無いなぁと思いながらも吐き捨てるように意識するようにした。気が付くとガムを飲み込むなんて冗談じゃない!と思うようになった。何時からそうなったのかは自分でも分からない。

空白の…要するに意識していない期間に、多分脳内会議とかで「ガム、飲む、駄目」と決定されていたんだろう。よくよく考えるとガム以外にもそういうことはある気がする。

意識して行うこと
意識せず行われること

歌い始めの頃、ギターや歌にはそいつの人間性が出るなんて言う奴は、ただのかっこつけ野郎だと思っていた。しばらくして唄もギターもそいつの人間性しか出ないと気付くようになった。

いつからガムを飲み込めなくなったんだろう。どうだって良い事だけれど、もう少し自分を知っていたい。

自分らしさって言葉には興味が無い。


本日の逸品・みかんゼリー

非核宣言も

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大きな廃墟の集合体の島。少しずつ崩れて行くのはごく自然な事。物質的な風化は崩壊よりずっと先にあるのに、人の記憶は瞬く間に風化する。

先の6日に広島に、今日9日は長崎に原爆が落とされた。戦争自体が間違いであるし、何処に何の責任がと言ってみても、中々見えては来ないのはボンクラな私の限界なのか。

刈羽にある原子力発電所は世界最大。日本は非核宣言国家ではないのか。豊かさと引き替えなら何でも良いのだろうか。その豊かさも万人に分け隔てないものではない。

発展途上国は先進国の食い物になっている。目先に金銭ぶら下げて文化や自然が支えるその土地の暮らしを踏みにじる。お前達、金が欲しいだろう?と、腹を減らした人達の鼻っぱしらに不条理を突き付けてきたのが人類の歴史。日本国内にだって、同じ状況が無いなんて言えないんだよ。

縦になるのは仕方がないことなのだろうか。
今日も新潟は暑くて厳しい夏日。暑くてしんどいけれど、だりぃだの暑すぎて死ぬだの行っても、空から爆弾は降ってくる訳ではない。

相対性理論が辿り着いた先にあった原子力のコントロール。親日家のアインシュタインが産み出した理論は長崎と広島を壊滅させるに至ってしまった。
原子力発電所は平和的な利用方法と言えるかも知れない。が、莫大な金が絡む場所には相応の暗部と、相応の嘘が絡む。

スローライフが流行りなら、そこに真の豊かさがあるなら、原子力から手を放すべきだ。他の発電だけでは環境に悪影響を及ぼすと言うなら、電力の使用を制限すればいい。

そのような事を思った。


本日の逸品・水道水

予想範囲

曲が出来ない。曲というか、歌詞が出てこない。メロディは腐る程出てくる。今までなら、メロディと同時に歌詞が出てきたけれど、今は歌詞が出てこない。自分が今、何を言いたいのかとか考えると、ぐるっぐる回って振り出しに戻る感じ。
今思うに、歌詞なんて考えた事もなかったように思う。文法上の法則や約束事の類は基本的に無視して生きてきている私。歌詞を紙になどに書く習慣も全くないから、今思ったことや風景じゃないと形にならない訳だ。
自分が何を思っているのか。もしかしたらそれは自分じゃ分からないのかも知れないね。

そんな重要な事はどうでも良いや。

私と同世代の人間全員がそうなのかは知らないが、中々ナーバスというか…デリケートな時期におりますね。身近な唄仲間やミュージシャン達に於いても、そういう感じがある。自分が考え過ぎなのかも知れないけれど、でもそういう感じがあるんだよ。

当たり前とか
年齢的にとか
世間的に
社会的に

そういうのは取り敢えず置いておく。
仕方ないではなく、喜ばしい事であるべきだし。実際にそうだと思うし。誰しも強くも弱くもない。2007年のアジアの島国社会。
唄う事に理由なんてないが、生きていくのには理由がいるのか。

母が赤子を寝かしつける時の子守唄も、ステージで叫ばれる歌も、うたであるって意味では同じ。
皆がそれぞれ生きる。一緒である必要はない。ただ、出来れば美味い酒を、最高な気分で仲間達と飲みたい。

いつだってね、足りてないんだよ。だから素敵じゃないか。こっちの旗がおかしかったら笑っておくれ。


本日の逸品・ノンフライダー

宮崎様

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幼少の頃から抱え続けてきた疑問。長年の謎。もちろんインターネットとかで調べればすぐ分かることだ。が、調べるべきではないと思っていた。いつか機会が廻ってくるだろう。その時が来るまでナチュラルに待つべきだと思っていた。

私はひどくせっかちで、じっと待っているのが大嫌いだが、この件に関してはじっと待った。

それは

ひよこと鶏の中間だ

ひよこ→大きなひよこ→鶏、なのか
ひよこ→小さな鶏→鶏、なのか

例えばね、蛙はオタマジャクシが小さい蛙になって、徐々にグロテスクになる訳です。じゃあひよこと鶏の中間はどうなんだろうと、ずっと考えていたんだわ。想像出来ないでしょ?

そして宮崎君(仙台在住のアーティスト。物凄くかっこよくて独創的な鍵盤を弾く。元ドロノフネのベースピアノ。現在はhalosのサポートで鍵盤を担当。知的でおっとりしているナイスガイだが、言うことが結構シャープで稀に恐ろしい)の協力で遂に、遂に画像を手に入れた!



……

………何だこれは?

多分、NASA(アメリカ航空宇宙局)勤務のエリートだって知らない人いるね。
これを読んでいるあなた。ラッキーでしたね。そう!これが『ひよこと鶏の中間』でございます!そして皆で心の中で声を大にして言おう。

宮崎君、ありがとう!

あぁ〜、今夜は仙台に足向けて寝られないわ。


本日の逸品・ひよこと鶏の中間のコレはなんと呼ぶのか?という新たな疑問。

乙女

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今日はステージで唄った。バラエティーに富んだ組み合わせ。halosのメンバー全員に太った!と言われて凹んだ私は、ステージで2回もテネシアンを倒し、ステージ上ではギターの音もガリガリでした。例え弾き語りでも中音は重要だという、まるっきり素人みたいな事に今更気付きました。

halosはエロさが増しています。ギター上手い。上級者は初心者のように劇的な成長を見ることはなく、練習内容が高度になればなる程に成長速度は遅くなるものではないかと。すごい量の練習をしないとああはなれない。まぁ中の下な…歯でいえば乳歯が抜けてまだ永久歯が生えてきていない状態な私は、要するに剥き出しの歯茎。頑張らねばなりません。

終演後、halos一座は我が家にて寝酒&仮眠。出発時に見送りに外に出ると、見知らぬ女性が酔いつぶれてバッグやら靴やら投げ散らかして我が家の側に倒れていました。朝の五時に若い乙女が道端で爆睡しているなんて、いったいどういう事態だ。
うちの家内が抱え起こしてもすぐにひっくり返ります。しまいには見ず知らずの家内に「ああ〜、家は向こうなんですぅ。すぐ近くなんで大丈夫ですぅ。後で電話しますぅ」と訳分からない事を言い、半ケツ(半分オシリが出ている様。一言で言えば無様)のまま逃げるように走りさって行きました。つまらないロックバンドより、よっぽどロックでした。

本日の演奏曲目
1.物語
2.鬼灯
3.ステレオ
4.あの家の子
5.桜花狂咲
6.ハイランド


本日の逸品・徐々に毒されつつある宮崎君

花火は儚いね。そして可憐だ。夏は和が濃ゆい素敵な季節。新潟は暑くて暑くて死にそうです。駐車場の車止めブロックに腰掛けて、麦酒を飲みながら花火見物。

明日はライヴ。盟友halosがゲストとして来県してくれます。お茶の間で音楽番組見てるより絶対良いから、観に来てね。
私はと言えば、個人的には珍しいトラブルに見舞われているようで、何にせよ如何ともし難い。

祭り後の物凄く暑い月曜日。JUNKminiでお待ちしております。


本日の逸品・非ピリン系鎮痛剤

旅人

男はね、かっこつけるものだけれど、かっこつけるのと演じるのとでは意味が違う。
演じるとは、まぁよく分からないが何者かになるって事じゃないかと思う。だから役者はすごいって思う。だって自分で自分以外になるんだよ。自分で勝手なキャラ作って、自己陶酔しながら歌を垂れ流すようなのとは次元が違う。私はそういう歌い手さんが大嫌いだ。周囲に簡単に見抜かれるような安臭い演出より、もっと単純に溢れる様なリアルな唄が好きだ。リアルさを演出しようと計算するのは論外。

話がそれました。
さて、役者さんの話。父の影響もあってか、幼い頃から大好きだった男はつらいよシリーズ。旅打ちの香具師、車寅次郎。一本木で男臭くて、いつもふられてばかり。人呼んでフーテンの寅さん。
今日は渥美清氏の命日だ。でも寅さんの命日だとは思えない。乙女並にロマンチックな考えだが、寅さんはまだ日本の何処をうろうろしているんじゃないかと、違和感無く思っている。

銀幕の中の寅さんからは想像出来ないが、渥美氏は酒も煙草もやらなかったそうだ。皆が求めるフーテンの寅を演じ続けた渥美氏自身は、どんな思いで寅さんを見ていたんだろうか。
でも、それを知りたいと欲するのは渥美氏に対して失礼であり、私のようなフーテンの寅さんに憧れる永遠のボンクラにとっては無粋というもの。

私は今でも車寅次郎の大ファン。辛い時や虚無感に捕われた時は、男はつらいよを観ます。渥美清氏は偉大な役者さんだったと思います。何故なら、祭囃子が響く神社の境内に相変わらずの口上を謡い上げる寅さんがいる様な気がするから。人の心に残るって、すごいことだよね。


宛ても無いのに有るような素振り
それじゃあ行くぜと風の中
誰か引き止めに来るかと思えば
誰も来ないで汽車が来る


旅に出られた渥美清様
旅を続ける車寅次郎様
今夜の酒、一杯目はあなたに。

天盃。


本日の逸品・男はつらいよ