焚き火台

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大吾暦的には霜月から冬。もう秋は終わっている。でも平地や里山の紅葉はこれから。

朝晩は冷え込むが、晴れていれば日中は単車に乗れるくらいの気温。



これは来年辺りから霜月も秋にして、師走から冬にしようか。

でも大吾は今月が誕生月。師走からを冬にすると、冬生まれでなくなってしまう。






そんなもん、所詮は大吾の頭の中だけの、大吾の勝手な四季設定だろ?

と言われたら、確かにそれまでだが。大吾の大吾による大吾の為の大吾暦だ。



まぁ抑からして。こだわりなんてものは、周りから見たら大体はどうでも良い事なのだ。


靴がどうの

食器がどうの

ギターがどうの

やっぱり国産だの

車高とホイールだの

単車は二気筒までだの

と。






でも。人の個性や、ある種の魅力って、周りから見たらどうでも良い拘りで出来ていると思う。

特に男はそうなんじゃないかな。料理人や芸術家に男が多いのも、そこに起因しているのかも。



家が二軒は建つだろうなと思われる、無駄に広い裏庭の一角を掃除しながら。晴れた空を見上げて、これを冬と呼んで良いものかと漠然と悩む、文化の日。

秋田の『gyro-captain』のロッキンベース、ケンジお薦めの焚き火台が届いたので、さっそく火を起こす。お肉、後、焼きいも。流石は無駄な拘りを持つ兄弟オススメの火台。新潟は燕三条製のユニフレーム、優秀。






自分の家の庭でバーベキューなんて、まるで中流家庭にでもなったかの様だが。

気持ちが豊かである必要がある。そうでないと抗い続けられないし、ストイックになりきれない。



なんてカッコつけて書いているけれど。もっと単純に、姫が喜んでいたらそれが何よりだってのもある。いい女の笑顔を見たいってのは、まともな男の感覚だと思う。

そして外で火を起こして食べると、何でも美味しいという無視出来ない当たり前も、大事だ。我々は文化人だ。そして体調不良には、やはり肉だ。






焚き火台、ひとり焚き火も、楽しみだ。







本日の逸品・直火焼き




8

今秋、最終日。

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神無月も最終日。大吾暦的には神無月末日が秋の終わり。

今年の短い秋も瞬く間に去ってしまった。思い返せば色々あったけれども。



暦的にも一年の六分の五が終わった事になる。

光陰矢の如くである。AD2018も残すところ、あと六分の一。






レコーディングで言えば、音録りが終わってマスタリング。

ペンキ塗りで言えば、塗り終わって乾かす場面。

吹きガラスで言えば、後は冷ます段階。

ペヤングで言えばソースを混ぜ終えて、スパイスを振る局面だ。



大吾はといえば。

諸々…全然、終わっていない。片付かない。不慣れな仕事が多過ぎるのよね。自分で決めたから、やりきるけれど。

日中の外仕事は普通に年末まで通常営業。加えて、確定申告の準備。法人決算。年末調整。嗚呼。






倍ぐらい給料を貰いたいところだが。払うのも受け取るのも大吾。使うのも使われるのも大吾。

もっとよこせだの割に合わないだのと不平不満を言ったところで、ただの根暗な独り言になってしまう。



見た目に華が無いのだから。せめて気構え、気位くらいは美しく在りたいと思う。

美しさに欠ける独り言をブツブツ囀るよりも。黙ってやって、どうって事ねぇよって笑いたい。






やる事は山積みだが。今秋、最後の夜はスタジオへ。秋の終わりから冬の始まりにかけての夜だ。煮詰まった仕事に四苦八苦するより、ロマンを感じて過ごしたい。

なので唄って過ごす。こんな時はやっぱりグレッチだ。スタジオでのリハだけれど、やっぱり唄は良いね。文化の極みだ。



唄会に向けて。年末に向けて。自分に、旧知のあの人に、初めての君に。嗚呼、唄って良いな。

ただ仕事に追われて、忙しい忙しいって言ってたら、ただ仕事に忙しいだけの大吾に成り下がっちまう。面倒くさいのは好きじゃないが、百済ねぇのは論外だ。






仕事せず、唄を唄って、秋を越す。

後は任せた、明日の自分。







本日の逸品・グレッチ6196




20

帰路

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限りなく28時寄りの27時台、ホテルの床で完全に沈黙した大吾。

どこかの駐車場で、レッドウイング社のスエードのブーツを枕に、スポーツ新聞に包まって野宿する夢を見た。



寒いし身体が痛い、というだけの夢を見て、目覚めたのは就寝から120分後の5時。

寒くて身体が痛いので、ベッドに這い上がり、朝食までの時間を漠然と過ごす。お爺ちゃんというより仙人の域だ。






朝食バイキングでは前日の行動や当日の予定等、一切無視して朝からお腹いっぱい食べるのが正解だ。

昨夜のお酒が残っているとか関係ない。最早、お腹が減っているか否かすら関係ないのだ。



お得だからとかではない。朝食バイキングとは、そういうもの。旅行というのは、そういうものだ。普段は基本、朝ご飯を食べない派の大吾でもだ。

トレーいっぱいに小皿を並べて、更には「取り敢えずはコレで良いかな…」などと思ったり。



何なのだ、その取り敢えずは、何なのだ。






チェックアウトし、車に乗る。冷たくて強めな風に乗って、小雨が降っている。

道行く人は傘をさしたりコートの襟を立てたりしながら、早足で歩いている。



それを見て。あぁそうか、月曜日の朝だったんだなと気付く。遠い街にもたくさんの人がいて、暮らしがある。

そこにふと気付くと。何とも上手く言えないが…あぁ、そうかって思う。帰ったらまた頑張ろうって思う。






大仙市を経由し、絵描きの希望で唐松神社を参拝。良い場所だった。後、細かな用事を片しながらの帰路。

旅からの帰宅後は、使った革の道具のお手入れ。大吾的に是、必須。汚れを落とすってより、染み込ませて、磨く。かな。



一泊だけだったし、バタバタしたけれど、良い旅行だった。五城目にもヴェトロにも連れて行けたし、兄弟とも飲めて。憶えていてもらえたし。またゆっくり行くよ。特に五城目。

大吾が王様になったら、山形と新潟の場所を入れ替えて、東北七県化。秋田と新潟を隣県にして、県境に五城目を配置しよう。何兆円かかるかな。取り敢えず財布には2000円しか残っていない。

引っ越した方が早いか。






秋田帰化。もっと老いたら、考えよう。







本日の逸品・モアナのDVD




35

秋の街

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朝起きると青一つ無い曇り空。時々強い雨が打ち付ける海岸線に沿って、車で北上。

雨なら雨で、出来る事を楽しめば良い。それに大吾は若干の晴れ男。要所要所では、雨は降らないハズだ。



ギターも持たず。三線もマイクも、ハーモニカすら持たず。兄弟達のライヴも無い。

今回は、もしかしたら人生初の、完全なる秋田観光の為に秋田へ。






今回のミッション。


・姫による五城目の視察とオジキへの挨拶&大吾による無駄に入手困難な「例の物」の輸送

・姫によるリアルこまつさん&リアルムーコへの謁見、及び『ヴェトロ』での吹きガラス体験

・家内の希望する寺社仏閣への礼拝と参拝

・草階の兄弟と久々のサシ飲み






大船渡に比べたら、秋田は近い。距離はそれ程大きく変わらないけれど。

海沿いを走るのと高低差のある山越えをするのとでは、雲泥の差がある。



それに。まぁ捉え方だけれど。行きたい場所や会いたい顔が具体的に思い浮かぶ街に行く道程は、疲れを感じさせない。

ドラクエとは違う。人は素敵の為に時間と少しのお金を費やし、HPを減らす事で、全ての要素を回復させる事も出来る。






五城目の一鳩自動車でハロウィンイベントにお邪魔しあれこれ頂き

静かで綺麗な礼拝堂でマリア像を拝見

ヴェトロでガラス吹きに挑戦して

居酒屋から安定のドーミーインへ

最後は草階halos亮一とテキーラを嗜みながらギター



夜は結局、やや飲みすぎたが。素敵な出会いもあったし。我が家の姫ズをあちこち連れてゆけて、良い一日だった。草階の兄弟と別れ、酔ったなーと思いながら何とかホテルまで歩く。

深夜の一人大浴場を満喫し、ロビーで麦酒を飲み、部屋へ戻って27時過ぎに、活動限界。大吾、床の上でバスタオルを枕に完全に沈黙。






部屋に着き、床で寝に入る、秋ダイゴ。







本日の逸品・秋田




27

実験用マウスA

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ALGERNONについて。
ALGERNONって何ですか?大吾さんにとって何ですか?
と。無垢で純粋な質問が来たので、無垢ではないが純粋(当社比)な大吾さんとしては、答えなくてはならない。


ちょっとクリックすれば大体は分かる時代だが。でも大吾さんから大吾さんの言葉で教えてほしいのだね。うむ、ではざっくりお教えしましょう。
アルジャーノンっていうのは『Flowers for algernon』、アルジャーノンに花束をっていう小説の登場キャラクター。





主役の青年はチャーリー。
アルジャーノンはハツカネズミ。所謂マウス。
人為的に知能を著しく高める実験(脳手術)を最初に受けた実験体だ。


実験の成果で。驚異的なスピードで、複雑な迷路を迷わずに走り抜ける事が出来るようになった。
アルジャーノンへの実験が成功し、次は人間で…となり、生まれつき知能に障害があった青年、チャーリーが被験者に選ばれる。





手術は成功。パン工場の下働きだった青年、チャーリーの知能は驚異的に高まり、彼に実験を施した学者達よりも高いIQを得るに到るのだが。
天才となったチャーリーはアルジャーノンに起きた異変を機に、自分たちに施術された知能実験の大きな欠陥に気付いてしまう。


これ以上のネタバレは不粋なので、読んでいない人で気になる人は、図書館に行って借りなさい。
大吾は百回くらい読んだな。あの小説は起承転結や文面は、本当に素晴らしい。





大吾は初めて自分で買ったヤマハのSR400という単車に、ALGERNON号という名前をつけた。理由は勝手に想像してくれたらいい。
10数年ぶりに単車に乗る事にして。すぐに五城目のロッキンロール兄弟が用意してくれたこの単車にも、アルジャーノンと名付ける事にした。


電線の切れている車庫に、母屋から延長コードを引っ張って明かりを灯し。バッテリーとプラグを換え、シートとテールランプを交換したり。
あちこちいじりながら。色々な事を思い出したり、思い浮かべたり。単車は良い。唄と同じで、一人でいても良いんだって思わせてくれる。ネジ回しているだけでも楽しい。





この車庫も、ゆっくり綺麗に、直したい。






本日の逸品・ステンレスステー



15

秋の夜長

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やる事をやったら。

単車でひとっ走りして、終わりゆく秋の夜風を堪能して。



その後は新道の飲み屋街で月を眺めながら。

ゆっくり唄って、夜を更かすつもりでいた。






晴れるのは今夜までで。

明日からは雨の予報だ。



月が綺麗な金曜日だが。

何だか体調が優れない。






何だか心身が、人並みに疲れた様な気分で。

そんなに頑張っていないから、気のせいだろうけれど。



風邪でもひいたのか。

アルコウルの所為か。

少し熱を持った様な、眠い様な。変な感じになっている。






変な時間に目覚めて。明日の朝も早くから仕事だし、眠らなきゃ。と思いながら。

お金にもならないのに片付きもしない書類仕事は放棄。一番手近にあった本を開く。



柔らかめな物語を肴に、寝酒。それでも段々と、文章すら頭に入って来なくなって。外は雨が降り出したみたい。

日曜日は北の街へゆく。暖色表示の無い天気予報に反して、晴れてくれると良いなと思う26時の大吾でした。






五里霧中。女心と、秋の空。







本日の逸品・豚汁




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夜茶会議

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腐れ縁の腐れ縁唄者、井口ハヤトと会食。

井口は腐ってもイケメンなので、腹立たしい。



井口は井口で忙しい身なのだが。大吾も大吾で忙しくて。

今夜は無理を言って大吾の村の隣にある城下町の安レストランまで、出張ってもらった。






軽く夜茶でもしばきながら、彼是のんびり話そう。と言っている側から、牛タン定食ご飯大盛りをオーダーするハヤト君。

人は。ヒトと言うより、人間は。基本的に自分の黄金期を引きずるモノだと大吾は考えます。



でも。我々は既に、22時近くなってご飯大盛りを食べるほど、エネルギーを使わなくなっているんだよ。

パワーも出ないし。最近、力を出して何かを頑張ると、筋肉痛ではなく関節が痛くなるもの。飲んだ後にラーメン入らないもの。






そんな牛タン定食ご飯大盛り、後ソフトクリームな井口ハヤト君を眺めながら、色々と彼是お喋り。



唄会の打ち合わせ。

ミュージシャン的な話から政治の話。

人間について。

スウィーツ特有の埃っぽいイガイガ感から、医学的見地に基づく脳の仕組み等まで。






まぁ相変わらず同じ様な内容の話を、相変わらず同じ様な感じで話し合う我々。

それなりに色々見聞きし、体験しながら生きてきて。何年も紆余曲折を繰り返して。



それでも結局変わらないって事は、これが完成形で完全版なのかも知れない。

でも、これが完成形なのかと思うと…んー。もうちょっと色々、頑張りたい。






ハヤト君、おごってくれて、ありがとう。







本日の逸品・コクの無いエスプレッソ




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